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May 18, 2005

reset-N 「Valencia」

 reset-N の「Valencia」公演が5月の連休中、ザ・スズナリで開かれました(5月3日-8日)。明快な劇言語と作劇法を持った実力派という印象の劇団ですが、「しのぶの演劇レビュー」によると、今回はこんな出だしのようです。

舞台はトダ(平原哲)とツゲ(原田紀行)が共同経営している小さなヘアサロン。2人の他にはアシスタントの女の子アズサ(丸子聡美)が働いている。今どきの若者らしい、ひょうひょうとしたリラックスムードの店内。閉店後の夜中にトダを訪ねてくる女がいる。その女はルミ(町田カナ)。ある仕事でトダに助けられて以来の縁。2人は急速に接近して・・・。

踊る芝居好きのダメ人間日記」は俳優に「底力」がついてきたと前置きして、「脚本や演出にも、そういう余裕みたいなもが現れて来ていて、笑いの間が上手く作れるようになった。つまり、アーティステックな作風から、よりエンターテイメントな作風に移行しつつあると思います。すっかり丸くなったとも言えるでしょうが」と指摘しています。

「しのぶの演劇レビュー」は今公演のの特長を「ヒリヒリするほど熱くて暴力的なシチュエーションを、極力ストイックにミニマムに凝縮するから、とんでもなくヤラしいんです。「秘すれば花」の世界ですね。だけど出すところはバシっと出す。そのさじ加減が絶妙です。また、今回は笑いがたくさんありましたねー。すごくウケてたし、私もいっぱい笑ったなー。演技の間がいいし、脚本も最後の最後まで笑えるように詰められていて確実なのです」と述べています。

早稲田の学生らが運営する「Review-lution! on-line」サイトで、小畑明日香さんは俳優の特色に触れながら「目の前で芝居をしても『映画っぽい』と思わせる力は役者にあったのだ。どんなに叫んでも唾の飛ばない台詞回しや、足音が気にならない歩き方。変に味があるよりは難しい」と書いています。


[上演記録]
reset-N Valencia
http://www.reset-n.org/jp/valencia/index.html
作・演出 夏井孝裕
下北沢 ザ・スズナリ(5月3日-8日)

出演
町田カナ/久保田芳之/篠原麻美/原田紀行/平原哲/綾田將一/長谷川有希子
岩本幸子(イキウメ)/丸子聡美
奥瀬繁(幻の劇団見て見て)

グランドデザインmassigla lab. 夏井孝裕/荒木まや/浅香実津夫/福井希
舞台監督 小野八着(Jet Stream)
宣伝美術 quiet design production
宣伝写真 山本尚明
制作 秋本独人、森下富美子、河合千佳
照明協力 木藤歩(balance,inc)
Web製作 松下好

Posted by KITAJIMA takashi : 11:40 PM | Comments (0) | Trackback

May 15, 2005

チェルフィッチュ岡田利規インタビュー(前編)

 今年の岸田國士戯曲賞を受賞したチェルフィッチュの岡田利規さんのインタビュー(パート1)を掲載しました。聞き手は、早くからチェルフィッチュ演劇の可能性に着目していた柳澤望さんです。チェルフィッチュが現在の「超口語」スタイルに転換した前後のいきさつや、言葉と身体の関連、平田オリザやブレヒトの影響などが明らかにされています。次回は25日掲載予定です。

Posted by KITAJIMA takashi : 01:34 AM | Comments (0) | Trackback

May 14, 2005

ジャンバルジャンパイレート「グランバザールX」

 いつも軽快なフットワークで小劇場を回っている「休むに似たり。」サイトのかわひらさんがJAM BAL JAN JAN パイレートの公演を取り上げました。
 「スピード感溢れる台詞、スタイリッシュでパワフルなダンス、センスのいい衣装や装置、加えて笑いも結構あったりする、清水恵利奈さんのユニットJBJJPの新作」
 こう書かれると、みたくなりますね。でも、いわゆる芝居を体験するのとはちょっと違った空気がステージに流れているようです。
 「物語を追って行こうとすると、おそらく失敗するのです。つぎつぎと浴びせられかける言葉、見た目の美しさに身をゆだねるのです。作家の思索の断片が、めまぐるしく提示されるのです」
 なるほど、なるほど。具体例は、「休むに似たり。」サイトでどうぞ。

 JAM BAL JAN JAN パイレート(JBJJP)のWebログに出演者の紹介はありましたが、JBJPの旗揚げ時期や活動の紹介は見あたりませんでした。ネット上にも、まとまった記事はありません。1995年の第5回ガーディアン・ガーデンフェスティバル演劇フェスティバルに出場(「極めて普遍的なベルベット・カフェは存在するか?」)。2002年9月には「書物」を題材にした作家達による短編作品の競演「書物をめぐる演劇の冒険」に出演。小松杏里(月光舎)さんが評価していた(「乾坤一擲」)ことなどが断片的に分かりました。

 [上演記録]
◆タイトル:「グラン・バザール × (エックス)」
◆日程:2005年5月6日(金)~8日(日)

◆作・演出:清水恵利奈
◆出演:阿保聖子/metan/清滝美保/桜井翔子/清水エリナ/
鈴木裕美子/水野恵美/榎本真弓
◆会場:ウエストエンドスタジオ(東京・中野)

Posted by KITAJIMA takashi : 12:21 PM | Comments (1) | Trackback

May 13, 2005

チェルフィッチュ岡田利規インタビュー掲載のお知らせ

 今年の岸田國士戯曲賞を受賞したチェルフィッチュの岡田利規さんのインタビューを2回に分けて掲載します。聞き手は、早くからチェルフィッチュ演劇の可能性に着目していた柳澤望さんです。チェルフィッチュが現在の「超口語」スタイルに転換した前後のいきさつや、言葉と身体の関連、平田オリザやブレヒトの影響などが明らかにされています。
 初回は15日、次回は25日公開予定です。昨年の小劇場シーンを振り返った「振り返るわたしの2004」に続く、特別企画第2弾です。ご期待ください。

 岸田賞の選評が最近、白水社のWebサイトに公開されました。選考委員は 井上ひさし、岩松了、太田省吾、岡部耕大、竹内銃一郎、野田秀樹の6人。 受賞した岡田さんと宮藤官九郎さんの2人に対する各委員の期待が伝わってきます。ご一読ください。

Posted by KITAJIMA takashi : 01:27 PM | Comments (0) | Trackback
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