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January 28, 2005

「私が選ぶ10の舞台」

 「中西理の大阪日記」が「2004年の演劇ベストアクト- 私が選ぶ10の舞台」を掲載しています。チェルフィッチュ「三月の5日間」「労苦の終わり」、クロムモリブデン「なかよしshow」「ユカイ号」、維新派「キートン」が上位3劇団でした。特に「チェルフィッチュ」の可能性に期待しています。中西さんは早くからこのユニットに注目し、「ハイパーリアルな口語劇」の実現として高く評価していました。

 「2004年最大の事件はチュルフィッチュの岡田利規の登場だ。平田オリザが90年代半ばに「現代口語演劇」をひっさげ颯爽と登場して現代演劇の大きな流れを作って以降その方法論に触発されるように劇作家が次々に出現したが、その多くは群像会話劇であった。チュルフィッチュが衝撃的だったのは「口語演劇」でありながらモノローグを主体とするまったく新しいアプローチを持ち込み、演劇として再現することが難しいような若者の地口のような会話体を駆使し「ハイパーリアルな口語劇」を実現してみせたことで、岡田は平田以来の才能といっていい」

 中西さんは長年小劇場の舞台をつぶさに見てきた方です。チェルフィッチュの刺激的なステージは多くの方に体験してもらいたい、そして自分で判断してもらいたいとぼくも思います。

Posted by KITAJIMA takashi : 10:27 AM | Comments (2) | Trackback

January 27, 2005

ピンズ・ログ公演「サラミの会」

 「映研サークルの部室を舞台に現役部員とOB達、これから自分達は何をしてくんだろう、という時期を丁寧に描いた一本」「人物が何故そこに止まり、何故気持ちが動くかなどの感情に無理がないのが凄いのです。例えば本筋とは何の関係もないけど初対面の現役とOBがキットカットの受渡し一つで距離がぐっと近くなるとか。巧いなぁ」
 おそらく年間200本以上の芝居を見ている(はず)の「休むに似たり。」さんが「巧い」というのですから、ホントに巧いのだと思います。「ピンズ・ログ」の「サラミの会」公演(1月21日-24日、中野ウエストエンドスタジオ)。

 しかも、「映研とOBと学生たち、というシチュエーションでは、ナイロン100℃の「カメラ≠万年筆」のような名作があるわけですが(中略)自分の先行きに対する不安な感じは若い(と思うのだけど)本作の作家の方が、より瑞々しい」と買っています。

[上演記録]
ピンズ・ログ 2005年1月公演「サラミの会
作・演出 平林亜季子

出演   小山亜由子/佐川大輔(theatre moments)/桜井稔
      迫田圭司(アーバンフォレスト)/鈴木雄一郎/高橋一路(feel & move)
      滝寛式(はえぎわ)/立花幸博(いとちちファイブ!)/寺田未来
      正岡拓野(劇団ひまわり)/松岡規子/森川佳紀(サニーサイドウォーカー)
      森本真由美(インターメディアエンタテインメント)/和田好美

音響:高塩顕
照明:シミズトモヒサ
舞台監督:吉川悦子(MDC)
制作協力:三村里奈(MRco.)

Posted by KITAJIMA takashi : 11:45 AM | Comments (0) | Trackback

January 26, 2005

小鳥クロックワーク「わが町」

 「fringe」サイトを主宰する荻野達也さんが小鳥クロックワークの公演『わが町』について長めのレビューを載せています。

「西氏の演出作品を観るのは、04年の劇団山の手事情社EXTRA企画『作、アレクサンドル・プーシキン』に続いて2本目。スタイリッシュだった山の手公演同様、台詞の大胆な抑揚と繰り返し、カットバックが目立ちます」と指摘した上で、(ソーントン・ワイルダーの)「名作『わが町』なのだから、テーマ性や構成が見事なのは当たり前ですが、その感動を何倍にもする演出上のたくらみがこの上演にはありました」と具体的にいくつかのシーンを挙げて説明しています。

 「休むに似たり。」は「『ファッションショーのような演出』とある人が言いました。まさにそんな印象。というか、それは演出の一部を示しているにすぎません。繰り返しや極端に遅い芝居、ポップだったりいろいろ。見ていて飽きません。若い役者がてんこもり、胸焼けしそうなぐらい。彼らが演じる「わが町」。ふつうの日常から結婚、死につながる3幕の芝居は、1幕目の日常若い役者がリンクして涙してしまうあたしなのです」と要約します。

 「某日観劇録」は、「ほんとに何でもない、ある面では単調な住人の日常。それに着目して、進行役がいろいろと説明する芝居に仕立てた脚本のよさが光ります。これに若いカップルの結婚と、その後の話を追加することで、何気ない日常がどれだけ貴重かということを観る側に知らしめる手際が鮮やかです」と原作を持ち上げつつ、「これに対する演出は極端な早口と遅口、短い繰返し、舞台を動き回る役者、オープニングとエンディングのパレード(?)、蛍光灯を使った照明、ほとんど素舞台のなど「『作、アレクサンドル・プーシキン』」と同じテイストです」としています。

(注)
 小鳥クロックワークとしては最後の公演だそうですが、webサイトには1月26日現在、最終公演のお知らせに関してなにも掲載されていません。

[上演記録]
小鳥クロックワーク
「わが町」
原作 ソーントン・ワイルダー
演出 西悟志

Posted by KITAJIMA takashi : 10:40 PM | Comments (0) | Trackback

January 25, 2005

ラーメンズ「アリス」

 お笑いコンビのラーメンズ第15回公演『アリス が東京・下北沢の本多劇場で開かれています』(1月18-30日)。
 「某日観劇録」サイトは「お笑い自体を舞台で観るのが初です。ラーメンズはテレビで1、2回観たことがあるくらいでしたけど、去年「ガマザリ」で片桐仁を観ていたので、まるっきり外れることもないだろう、という程度の期待でした。結果は、きっちり笑わされてしまいました。ひょっとしてこの2人は天才なのかもしれない」と認識を新たにしています。
 「悪態日記」サイトは「舞台そのものは、予想していたものとはまったく違っていました。(中略)才気走った内容になるものとばかり思い込んでたら、フタを開けてびっくり、もう、単なるバカコントの連続でやんの!! 本当にバカバカしくって、笑いっぱなしでぐったりした」と降参状態です。
 「演劇定点カメラ」サイトの「ねこ」さんによると、ラーメンズは「クールでシュール、ばか忘れずの演劇なコントユニット」だそうです。
 多摩美大卒の漫画家(小林賢太郎)と彫刻家(片桐仁)のコンビは、「バナナマン」や「おぎやはぎ」らとともに取り上げられているようですが、新しい笑いをうみだしている(いく)のでしょうか。
 東京公演のあと、5月まで全国公演の予定だそうです。

Posted by KITAJIMA takashi : 09:28 PM | Comments (0) | Trackback
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