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July 01, 2005

鳳劇団「昭和元禄桃尻姉妹」

 「昭和元禄桃尻姉妹」公演は、今回が4回目になるようです。昨年が2回。今年2月は鳳劇団の旗揚げ公演でしたから、今回は再演と言っていいのでしょうか。2月公演は「映画やテレビとは異なる『舞台』の面白さ楽しさをより多くの方々に知らせたい」(劇団Webサイト)という狙い通りの舞台でした。今回(6月29日-30日、新宿タイニイアリス)はどうだったでしょうか。

 「おはしょり稽古」サイトがさすがにこの芝居を見逃しません。「二時間足らずの中にいろんなものが、ぎっしりではなくジュクジュクに詰まっている。あたかも熟れて弾けそうな桃のように・・・と気持ち悪い文章になってしまうけど、そういう、ジューシーな話だ」と痺れていました。

 劇団Webサイトによると、昨年(2004年)に続いて、今年11月にも海外公演(韓国・ソウル)が予定され、その前10月11日-12日に、新宿タイニイアリスでまたまた公演が計画されています。見逃した方は秋をお楽しみに。

【参考】前回の公演評は以下の通りです。
・「オジン世代への変貌」(西村博子)
・「変わらない原石」(北嶋孝)

[上演記録]
鳳劇団昭和元禄桃尻姉妹
 新宿タイニイアリス(6月29日-30日)

作・演出:鳳いく太
出演:かぢゅよ&シルサ
照明:(有)未来工房 中本勝之、村上みゆき、朴須徳
音響:鶴岡泰三、鳳いく太 
振付:かぢゅよ、橘左梗
劇中曲「瞬きの都」作曲・演奏:かぢゅよ

Posted by KITAJIMA takashi : 11:48 AM | Comments (0) | Trackback

タテヨコ企画「すくすく」

 青年団出身の横田修主宰のタテヨコ企画がいま、都内の幼稚園を舞台に使った公演「すくすく」を上演しています。劇団のWebサイトによると、「1999年2月に横田修(作・演出・美術)と舘智子(俳優)の2人で結成しました。2人の名前から【タテヨコ企画】と命名。リアルな関係性に基づいた舞台表現を信条に、俳優のクセや空間の特性までを取り入れた芝居作りをしている」そうです。奇をてらったわけではなく、むしろ劇団の目指す路線上に今回のシチュエーションが設定されたことが分かります。

 実際の舞台はどうだったのでしょうか。「白鳥のめがね」サイトのyanozさんは「お話としては、幼稚園にこどもを預けている親達がこどもに見せるミュージカルのための練習をしていて、その練習の一日の様子を描くというもの」「そこで、劇中劇的に、その親たちが演じているミュージカルの場面が何度か繰り返し挿入される。(略)このリハーサルシーンの劇中劇は、しかし、地となっている日常場面の演技の中に唐突に織り込まれてゆく。まるで、時間的連続のリアリティを破るように割って入り、躍り出てくる」「何箇所か、このミュージカルシーンを練習日のリハーサルの場面として回収してしまうという処理をしていた。それは、逆に、虚を虚として括弧に入れてしまうようで、虚実が反転するような魅力を殺いでいると思い、惜しまれた」とのべて、幼稚園という現実の場所と舞台との拮抗・緊張関係や、舞台から立ち上る「リアルな関係性」を順々に解説(あるいは解剖)しています。

 公演は7月10日まで。これからまた違った公演評が見つかると思います。そのときは追記で紹介ます。

Posted by KITAJIMA takashi : 02:43 AM | Comments (0) | Trackback
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