劇評サイトWonderland について

(1)はじめに
 現在進行形の「演劇のいま」を伝えられるサイトができないものかと考えてからかなりの時間がたちました。日本に限っても、各地でさまざまな公演が開かれ、大勢の人たちが客席を埋めて多様な体験を蓄積しています。その一端を報告できるようにと願って、このサイトを始めました。

(2)何が載っているか
 このサイトでは、常連執筆者による定点観測のほか、関係者の寄稿を随時掲載します。またweblogなど多くのサイトで日々提供されている劇評をできるだけ取り上げ、紹介したいと思います。
 主に小劇場演劇を取り上げますが、こういう境界自体曖昧になってきたのが現在の特徴かもしれません。あまり枠にこだわらず、ダンス、パフォーマンスなどに関する多様な文章も掲載、紹介したいと思います。
 取りあげるのは当初、東京近郊で開かれたステージになりますが、各地の演劇状況が分かるようネットワークの形成に努めたいと思います。
 

(3)「劇評」を探すには
 トップページなどの左メニューに検索欄を設けました。知りたい劇団名、公演(演目)などを入れて、検索ボタンを押してください。結果が表示されるはずです。
 掲載記事はとりあえず2004年7月からスタートしています。それ以前の記事はほとんどありません。ご了承ください。

(4)「参加」を求めて
 各地の表現活動にできる限り紹介の場を提供したいと思います。人気があるなしよりも、「非有名」でも、刺激的なステージをできるだけ紹介したいと考えています。力のこもった舞台、心が動かされた芝居、優れた作品や演出、演技を紹介したいときは、編集部スタッフに連絡してください。インターネット上で、おもしろい劇評、報告に出会ったときもご一報いただけたら幸いです。編集スタッフが目を通した上で紹介したいと思います。

(5)編集と運用
 このWonderland はタイニイアリス劇場Webサイトの好意で、サブドメインをいただいてスタートしました。あらためて感謝します。 基本的には独自の方針で運用、編集しますので、ほかの劇場、舞台などを幅広く取り上げる予定です。
 ただボランタリーで運用、編集しているので、公演期間中に記事が載らない場合も多く、内容面で目が行き届かない点も少なくないと思います。しばらくはご容赦ください。不都合は具体的にご指摘ください。

(6)記事への意見、リンクなど
 掲載された文章や写真、画像などの著作権は、著作者、創作者に帰属します。原則としてリンクは自由ですが、その際は著作物の権利を尊重するような方法でお願いします。
 常連執筆者の記事に関する意見は、その記事のコメント欄に書き込んでください。執筆者も目を通すことになっています。紹介記事は、リンク先ページの指示になります。

2004年7月末日
サイト編集人 北嶋孝@ノースランド舎
(注) スタートして半年後のまとめ「劇評(レビュー)サイトを始めてみたら」(特別企画「振り返る 私の2004」第6回)が掲載されています。ご参照ください。 (2005.6.15)